米大統領は「実力を過小評価」=5G技術に自信−ファーウェイ創業者

 中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)創業者の任正非・
最高経営責任者(CEO)は21日、中国国営中央テレビとのインタビューで、
ファーウェイと米国企業の取引を原則禁じる米制裁への対応に関し、
「既に準備を整えている」と強調した。さらに、トランプ米大統領を念頭に、
「米国の政治家は、わが社の実力を過小評価している」と批判した。

 任CEOは次世代通信規格「5G」開発をめぐり、米制裁の影響を受けないと言明。
「5G技術で、他社が2〜3年内にファーウェイに追い付くことはあり得ない」
と自信を示した。
 制裁に伴い米国製半導体の調達が困難になる問題では、「米国製と同様のチップを
製造することは可能だ」と説明した。一方で、「(米国製を)買わないわけでは
ない」と語り、調達の継続を目指す姿勢も見せた。


時事通信社【北京時事】(2019年05月21日12時17分)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052100573&;g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit