米グーグルが中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)へのスマートフォン向けソフト提供を中止したことで、日本市場で同社製端末の販売に逆風が吹き始めた。ロイター通信は「Gメール」や、グーグル傘下の動画投稿「ユーチューブ」といったアプリの利用も将来的に制限される可能性があると報道し、現実になれば商品価値を保てなくなる。携帯電話各社は情報不足の中、今夏の商戦で計画していた新機種投入の最終判断を決めかねている。

 ファーウェイ端末は価格の割に高機能だという定評があり、顧客の裾野を広げたい携帯各社のほか、部品を納入しているメーカーにも痛手になる可能性が出ている。

2019/5/21 19:35 (JST)
共同通信
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