海上自衛隊は19日から22日の日程で、フランス、オーストラリア、米国との共同訓練をインド洋で実施している。日仏豪米4カ国での共同訓練は初めてで、海洋進出を強める中国をけん制する狙いがある。

 山村浩海上幕僚長は21日の定例記者会見で「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて協力するパートナーであり、海洋秩序の維持、強化に貢献できる」と意義を強調した。

 海自からは事実上の空母化が決まっている護衛艦いずも、フランス海軍の原子力空母シャルル・ドゴール、オーストラリア海軍の潜水艦、米海軍のミサイル駆逐艦など計10隻が参加している。

共同通信 2019/5/21 17:18
https://this.kiji.is/503480242306417761?c=39546741839462401
https://www.sankei.com/images/news/190520/plt1905200019-p1.jpg