長野・中野市に「倍増戦士ロゼ」誕生 バラを愛するご当地ヒーロー
毎日新聞 2019年5月22日 20時33分(最終更新 5月22日 20時46分)
https://mainichi.jp/articles/20190522/k00/00m/040/285000c

 長野県中野市と山ノ内町に、ご当地ヒーロー「倍増戦士ロゼ」が誕生した。イベントや学校などに出向いて、
企業の集客や子どもたちの地域への愛着を倍増させる戦士を目指す。
早速、中野市の一本木公園である「信州なかのバラまつり」で26日と6月2日にデビューを果たす。

中野青年会議所が創立50周年を記念して制作。
中野市名産のバラをデザインしたヒーロースーツを身にまとった倍増戦士ロゼが、
企業や子どもたちなどの邪魔をして「幸せを半減」させる怪人「悪の組織ハンゲーン」と闘う設定。
戦士名は「バラ」や「ピンク色」のフランス語にちなんだ。

 ヒーロー役を務める板金店経営、小坂直矢さん(35)=山ノ内町=は16日の記者会見で、
「かっこいいヒーローが地域にいれば、子どもたちに夢を与え、地域への愛着が芽生えるきっかけにつながる。
地域からの若者流出が進む中、一人でも地域を思う人が増えれば」と抱負を語った。

 信州なかのバラまつり(25日〜6月9日)期間中の26日と6月2日に屋外ステージで正午から開くヒーローショーに登場する。

◇名産のバラをデザインしたご当地ヒーロー「倍増戦士ロゼ」=長野県庁で2019年5月16日午前10時34分、ガン・クリスティーナ撮影
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