2019年5月23日 5時08分
22日夜遅く、大阪 東大阪市で、警察に追跡されていたバイクが道路脇の住宅に突っ込み、乗っていた2人のうち16歳の男子高校生が死亡、もう1人もけがをしました。住宅にいた人にはけがはありませんでした。

警察によりますと、22日午後11時前、大阪 生野区小路東の国道479号線で、ナンバープレートがない2人乗りのバイクが蛇行運転しているのを、パトロール中の警察官が見つけ、停止を求めました。

しかし、バイクはそのまま逃走し、追跡を受けながらおよそ1分間、赤信号を無視したり一方通行の道路を逆走したりしたあと、1キロほど離れた東大阪市三ノ瀬の住宅街で道路脇の電柱にぶつかったあと、近くの住宅に突っ込みました。

バイクに乗っていた2人は病院に運ばれましたが、大阪 東成区に住む高校2年生で16歳の男子生徒が死亡し、10代とみられる女性もけがをしているということです。

一方、バイクが突っ込んだ住宅にいた人にはけがはありませんでした。

大阪府警察本部地域部第1方面機動警ら隊の浅野明宏副隊長は、「追跡行為は適正であったと考えているが、追跡された方が亡くなられたことは大変残念だ」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190523/k10011925561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003