りんごの新しい栽培方法を視察

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190523/6080004814.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

りんご農家の担い手が減るなかで、生産の効率化を進めるために試験的に行われている
新たな栽培方法が23日、弘前市の農協で公開され、農家などが視察しました。

弘前市のつがる弘前農協では、おととしから3つの新たな栽培方法で
「ふじ」や「トキ」の栽培の実証実験を行っていて、23日は市の職員や農家など、
あわせておよそ70人が視察しました。

このうち、「ジョイント栽培」と呼ばれる栽培方法は、支柱を使って幹を隣の木に向かって曲がるように育て
接ぎ木をすることで、りんごの木を直線的に並べ収穫や農薬散布などの作業をしやすくするものです。
また「トールスピンドル栽培」と呼ばれる栽培方法は、横に伸びる枝を針金で下に伸ばして
りんごの木の形をスリムにすることで、通常7メートルほどの間隔で植える木を
1メートルほどの間隔にするもので、すでに長野県で導入され、収穫量を増やした実績があるということです。

農協では、雪の多い青森県で新しい栽培方法が導入できるのか、引き続き検証していくということです。

弘前市の桜田宏市長は、
「農家の担い手が減るなかで、栽培の効率化を進めていかなくてはいけない。
市としてもこうした取り組みを応援していきたい」と話していました。

05/23 21:08