2019年5月27日 18時45分
共同通信

 保育士のわいせつ事件で他の保育士が一斉に退職を希望し、大阪府八尾市の認定こども園が休園した問題で、転園を余儀なくされた園児の保護者10人が27日、園を運営する社会福祉法人や八尾市に約550万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 保護者らは2018年12月、休園回避のための調停を申し立て、経営陣の刷新などを求めたが運営法人は応じず、不成立に終わっていた。提訴後に記者会見した保護者の1人は「園側の身勝手な理由でなぜ子どもたちが放り出されなければならないのか、理解できない」と憤った。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16525340/