「ツーショットキャバクラ」 風俗店2グループが所得隠し 大阪国税局
毎日新聞 2019年6月7日 11時24分(最終更新 6月7日 11時45分)
https://mainichi.jp/articles/20190607/k00/00m/040/064000c

 関西で「ツーショットキャバクラ」と呼ばれる二つの風俗店グループに対し、
大阪国税局が実質経営者らを調査し、2016年までの5年間で計約5億円の所得隠しを指摘していたことが、関係者への取材で明らかになった。
追徴税額は、重加算税などを含め約5億円に上る。

 関係者によると、調査を受けたのは「2キャバ大阪グループ」と「ギルドグループ」。
両グループは、大阪や神戸を中心に多数の店舗を展開。
各店舗の売り上げを申告せず、所得税や消費税の支払いを免れたほか、従業員への給与に対する源泉所得税も納めていなかったとみられる。

 ツーショットキャバクラは、女性が客と1対1で接客する業態だが、通常のキャバクラとは違い、体を密着させるサービスが特徴。
「セクシーキャバクラ(セクキャバ)」とも呼ばれる。