FCAとルノーの統合失敗、仏政府に責任=伊副首相

 イタリアのディマイオ副首相は7日、欧米自動車大手フィアット・クライスラー
・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>と仏ルノー<RENA.PA>が
経営統合を見送ったことについて、フランス政府に責任があると批判した。

 副首相はラジオ24に「政府の干渉により、統合が失敗した。ルノーは
その点に不満を持っていた。市場原理が働いていれば、イタリアとイタリア人が
恩恵を受けていた可能性がある」と発言。

「統合は市場の営みであり、我々はその点を尊重していたが、フランスが
見苦しかったと思う」とし「我々はフィアット・クライスラーや同社の幹部と
接触していたが、同社や同社の交渉団に敬意を払っていた」と述べた。


ロイター(6/7(金) 17:00配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000089-reut-asia