いわき市で7日朝早く、枯草に火をつけたとして現場近くに住む男が森林法違反の疑いで逮捕されました。現場周辺では先月から雑木林などが燃える不審火が相次いでいて、警察が関連を調べています。

逮捕されたのは、いわき市内郷内町の無職、太田一磨容疑者(51)です。
警察によりますと、太田容疑者は7日朝4時すぎ、自宅近くの枯草に火をつけ、山林を燃やそうとしたとして、森林法違反の疑いが持たれています。
近くの住民からの通報を受けて、警察が捜査し、7日夜、逮捕しました。
調べに対し、太田容疑者は容疑を認め、「ストレスがたまっていた」と供述しているということです。
現場周辺では先月8日以降、このほかにも半径およそ50メートルの範囲の火の気がないところで不審火が5件発生しています。
太田容疑者はそのほかの不審火にも関わったことをほのめかしているということで、警察が関連を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190608/6050005776.html