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“港のクジラ”川に移動
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190614/5020003327.html

06月14日 18時00分
北九州市の板櫃川の河口近くの港にとどまっていたクジラと見られる生き物は、14日午後には、板櫃川を泳ぐ姿が確認されました。
北九州市小倉北区の板櫃川の河口近くの港では12日、小型のクジラの一種の「コビレゴンドウ」とみられる生き物が確認されました。
体長4メートルほどのこの生き物は、14日午前中は、漁船が停泊する「船だまり」をぐるぐると回りながら泳いでいました。
その姿を見ようと港の岸壁に大勢の人が集まり、午前中、多いときにはおよそ50人にもなりました。
そして、午後になるとこの生き物は、「船だまり」から南側に600メートルほど離れた板櫃川で姿が確認され、午後4時半の時点では、川にかかる鉄橋の下あたりを泳いでいました。
川で泳ぐ姿を見た近所に住む70代の女性は「びっくりました。潮が引くと川底が見えるくらい浅くなるので、このままだと心配です」と話していました。
港を管理する北九州市では、この土日には「コビレゴンドウ」とみられる生き物を見るために、さらに多くの人が港やその周辺に訪れる可能性があるとして、岸壁に転落防止用の赤いコーンをおよそ100メートルに渡って設置しました。
また、市ではこの土日ついては、午前6時から午後5時まで、2人の警備員を配置することにしています。
市では、クジラと見られる生き物が、自力で港の外に出るまで様子を見守ることにしています。