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北九州市小倉北区の市街地に近い港に12日、クジラとみられる生物が迷い込んだ。
沖合から入ってきたとみられ、市の担当者は「市街地近くで目撃されるのは珍しい」と驚いている。
岸壁には近所の住民や報道陣ら約50人が集まり、海面に時折浮上してくる姿を見守った。

市によると、午前7時ごろに漁船の乗組員が発見し、「黒色の生物が遊泳している」と市に連絡をしてきた。
市が確認したところ、体長が4メートルほどあり、外見からクジラと推測されるという。
沖合に戻したりせず、当面は静観するとしている。