>>163
三波春夫が言ったことはそういうことだよ

自分の芸を提供するという意味において、客は絶対的な存在
自分で気づかないことも必ず客の態度となって現れ、自分を磨く存在

御神体としての鏡も全く同じこと
清らかな一点の曇りもない鏡と同じ心となり、自分の未熟さを映し出す
ことで、自分という存在を高めてもらうために、古来から「神」として
崇められてきた

鏡自体は「俺は鏡だ」とは言わないのと同じで、客が「自分は神だ」と
いうことはおかしいが、店の側が「客は神じゃない」と言った時点で
そいつは終わっている