智頭急行 昨年度減収減益

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20190612/4040002769.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

第3セクターの鉄道会社「智頭急行」の今年3月までの1年間の決算は、
地震や豪雨など大規模な災害が相次ぎ運転の休止が増えたことから減収減益となりました。

鳥取県など沿線の自治体が出資する第3セクターの鉄道会社「智頭急行」の昨年度の決算は、
売り上げにあたる営業収益が前の年度よりも3.6%減って26億9300万円、
経常損益が19.2%減って1億5900万円で減収減益となりました。
これは去年6月大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震や7月の西日本豪雨、
それに8月から9月にかけての台風の接近で列車の運休が増え、特急列車の利用者が
前の年度に比べ4万3000人、率にして5%近く減ったことが要因です。

一方、年間の収支は山陰と関西を結ぶ主要な交通手段として定着していることから、
平成10年度以降21年連続で黒字を維持しています。
智頭急行は
「昨年度は予想を上回る大規模な災害が沿線で相次いだが、今年度は
大阪や神戸でラグビーのワールドカップが開催されるなど、イベントによる
利用者の増加も期待され増益に転じると考えている」としています。

06/12 11:03