衆院本会議で13日に可決、成立した改正航空法では小型無人機「ドローン」の安全対策も新たに定めた。飲酒時の操縦を禁止したほか、飛行前の機体点検を義務化した。ドローンの急速な普及に応じて事故防止策を強化した。

200グラム以上のドローンなどの無人航空機を規制対象とし、飲酒で正常に操縦できない恐れがある状態で飛ばした場合、1年以下の懲役か30万円以下の罰金を科す。事故が起きた場合は、国土交通省が操縦者に状況を聞き取りしたり、関係先に立ち入り検査したりできる。

このほか、パイロットが飲酒の影響下で業務に従事した場合の罰則も引き上げた。従来の「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」を「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」とした。

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