和光市幹部職員を詐欺容疑で逮捕

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190613/1000031189.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

埼玉県和光市の55歳の幹部職員が保健福祉部の部長を務めていた4年前に、
生活保護の受給者から現金200万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、埼玉県和光市の企画部審議監、東内京一容疑者(55)です。
警察によりますと、東内審議監は保健福祉部長を務めていた4年前、生活保護を受給していた
80代の女性から現金200万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。

市の職員が女性の自宅を訪問した際に現金1200万円が見つかり、
生活保護費の返還などに充てる名目で、市の福祉事務所で預かったということです。
この現金について、東内審議監は「詐欺グループの金で、検察庁に持って行く必要がある」などと
担当の職員にうそを言って持ち出し、だまし取ったということです。

女性はその後死亡し、去年11月、女性の親族から市に預けた現金について
問い合わせが寄せられて問題が発覚し、市が警察に告発していました。
警察は、今後の捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

市によりますと、東内審議監は自治体主導で介護予防に取り組む「和光モデル」の導入に関わり、
厚生労働省から介護保険にかかる費用を抑える事例として紹介されるなど高い評価を受けていたということです。

警察は、市役所から押収した資料を分析するなどして詳しいいきさつを調べています。

市の幹部職員が逮捕されたことについて、和光市の松本武洋市長は
「市民の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわびします」
というコメントを出しました。

06/13 17:50