大津市職員 パワハラで処分

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190613/2060002861.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年、大津市の課長級の58歳の男性職員が設備点検で草刈りをしていた際、
鎌の刃の背の部分で部下のかばんをたたいた行為がパワーハラスメントにあたると認定され、
減給と降任の処分を受けました。

処分を受けたのは、当時、産業観光部の課長級の管理職だった男性職員(58)です。
市によりますと、去年10月、この職員が市内のため池周辺の草刈り作業をしていた際、
一緒にいた20代の部下が作業を手伝わなかったということです。
このため、男性職員は
「上司が草刈りをしてるのに何もしないのか」
と言って、持っていた鎌の背の部分で部下のかばんをたたいたということで、
市はこの行為がパワーハラスメントにあたると認定したということです。

市の調査に対し、男性職員は
「部下のかばんにも鎌が入っていることを分からせるつもりだった」
と話しているということです。

市によりますと、この男性職員は、3年前、別の部の管理職を務めていた際も、
部下に感情的に考え方を押しつける言動があったとしてパワーハラスメントに認定され、
減給処分を受けたということで、今回、市は、男性職員を減給10分の1・3か月、係長級への降任処分としました。

大津市の越直美市長は、
「市民におわびするとともに職員の規律を徹底して再発防止に努めます」
とコメントしています。

06/13 20:31