今月9日、日光市と群馬県の境にある山に登り行方が分からなくなっていた埼玉県の男性が、途中の登山道下の斜面で遺体で見つかりました。

行方が分からなくなっていたのは埼玉県三郷市の英修さん(68)で、英さんは今月9日、日光市と群馬県の境にある標高およそ2100メートルの皇海山の山頂を目指して、仲間3人とともに山荘を出発しましたが、先頭を歩いていて途中で行方が分からなくなりました。
警察は、英さんが遭難したとみて捜索を続けていたところ、途中の登山道からおよそ160メートル下の斜面に男性の遺体を発見し、14日、家族が英さんと確認しました。
英さんの体には、滑落した際にできた傷があり、警察は誤って登山道から斜面に転落したものと見て詳しい状況を調べています。