今の保険料率にしたときは、男の平均年収が570万くらいあった。
前後でも550万は超えてた。
その手取りx.8で440万、その63%が「夫婦二人で23万」ってやつ。

今の男の平均年収は525万くらい。リーマンの後は498万とかになってた。
特に中年以降の低下が大きくて、今の50〜60代は「生涯平均550万」にならない。
若いやつは回復の見込みはあるけどな。

「平均年収の5割」つまり、550万の5割で275万(月に23万)という計算だったが、
保険料が上がってしまって、(平成15年は13.58%)現役の手取りが減ったからな。
現役の平均賃金が1割くらい下がっていて、そのままだと7000円くらい下がる。
65歳まで24〜25万で働くと、賃下げ以前と同程度の年金になる。

これらは女が働くことが考慮されていない。
あくまでも「40年間専業主婦」という建前だ。
昔も今も2割くらいの女が20年以上加入して働いている。結婚退社以降社保に入っていない
と思われるのはせいぜい3割〜4割。
今はもっと働いているけどな。

専業が多いのは給与水準が高い大都市。
「パート」で働くのが多いのは、大都市近郊。
地方はすでに共働きがメインで、30〜40代の8割以上が働いている。
首都圏の既婚は数年前は4割程度だった。独身が多いから一見加入率が高く出るけどな。