磯野 員昌(いその かずまさ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。
浅井氏の家臣。近江国佐和山城主。

元亀元年(1570年)6月28日の姉川の戦いでは、織田軍に深く斬り込み、一時は織田信長の本陣近くにまで迫ったが、
後に控えていた織田側の稲葉一鉄、氏家卜全、安藤守就らが駆け付け、その後、朝倉軍を撃破した徳川家康軍の増援もあり、浅井側は総崩れとなり敗退した。
この員昌の織田本陣に迫る猛攻は、「員昌の姉川十一段崩し」という逸話として残る(浅井三代記)[1][2]。