司馬の本の中では、鹿児島市内の中等学校に上がると、上級生から
「このクラスに朝鮮人がおるどー、どいつだ、出てこい」と言われて
殴られたとか書いてあった。
泣きながら家に帰ると、13代目が、このことを予想していて、家の前に
立って迎えてくれたという。
当時の世相がよくわかるエピソードだと思った。