関節角度の測定器具を開発

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20190621/4040002837.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

整形外科の医師が患者の関節がどのぐらい動くか、手軽で正確に測れるよう
米子市の病院がメーカーと共同で新しい器具を開発しました。

この器具は米子市の山陰労災病院と医療機器などのメーカーの「エッグ」が共同で開発しました。
整形外科の医師は関節に病気を抱える患者の治療の際に、これまでは
ひじやひざといった体の部位ごとに大きさの異なる分度器をあてて曲げられる角度を測るため、
手間がかかっていました。

新しい器具は関節の曲がる角度をデジタル表示する部分と、それに差し込んで
ひじとひざの曲がり具合を正確に図るため、長さ9センチと24センチの棒がセットになっています。
デジタル表示の本体は、それだけで指の曲がり具合を測定できます。
新しい器具は1台ですべての関節の曲がり具合が測定できるため、患者と医師の双方の
負担軽減につながるだけでなく、リハビリにも活用が期待されるとしています。

この器具はメーカーのホームページなどで1台1万9800円で販売されています。

山陰労災病院の手外科の山下優嗣部長は
「患者さんのために速く計測できる器具ができた。
これからも機会があれば新しい医療機器の開発に取り組みたい」
と話していました。

06/21 20:43