伊方3号機 テロ対策工事予定半年早め着手(愛媛県)
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2019/6/21(金) 17:48
YAHOO!JAPAN NEWS,南海放送

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 伊方原発3号機のテロなどに備えた施設が2021年3月までに完成しない場合、運転を停止するとした原子力規制委員会の判断を受け、
 四国電力は、当初の予定を半年程度早めて21日、工事に着手した。
 四国電力は、新しい規制基準で設置が義務付けられている伊方原発3号機のテロなどに備えた施設について2021年3月22日の期限から1年程度遅れる見通しを示している。

 これに対し、原子力規制委員会は期限までに施設が完成しない場合、3号機の運転を停止するとしている。

 この判断を受け、四国電力は当初、3号機の定期検査が始まる今年12月26日に合わせて工事を始める予定だったが、
 3号機が稼働中でも運転に影響がない設備について予定を半年程度早めて21日工事に着手した。

 一方、工事計画は4つに分けられていて、今回着工した1段階目の工事については国の審査は終わっているが、
 残る3段階についてはいまも審査が続いていて期限までに工事を終了できるかは見通しが立ってない。