夜通し飲酒で死亡事故 危険運転容疑で男送検

 大阪府富田林市で今月9日、酒に酔って乗用車を運転し死亡事故を起こしたとして、大阪府警富田林署は25日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑で、同府河内長野市荘園町の自営業、向井陸(りく)翔(と)容疑者(22)を追送検した。
 容疑を認めている。

 同署は9日に同法違反(過失致死)容疑で向井容疑者を逮捕。その後の捜査で、向井容疑者が友人らと大阪市内で夜通し飲酒していたことが判明し、より罰則の重い危険運転致死傷での立件に踏み切った。

 送検容疑は9日午前6時5分ごろ、酒に酔った状態で乗用車を運転し、富田林市錦織北の国道170号で軽乗用車に追突。
 運転していた和歌山県橋本市の会社員男性(34)を死亡させたなどとしている。

 乗用車には向井容疑者の友人2人も乗っており、同署は道交法違反(酒気帯び運転同乗罪)容疑でこの2人も書類送検した。

産経新聞 2019.6.25 18:16
https://www.sankei.com/west/news/190625/wst1906250036-n1.html