たまたま
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33748.html

サムスン、ドイツでの労組妨害で赤恥をかいても…全世界の工場で“無労組原則”
登録:2019-06-25 22:25

グローバル・サムスン持続不可能報告書(3)無労組 

インド、ベトナム、インドネシアでも“無労組原則” 
問題社員探し出し、ソーシャルメディアまで統制 
下請にも無労組…御用労組作りまで 
ドイツ・ハンガリー・タイ・マレーシアで労組破壊 
無労組は“低賃金維持”の核心戦略

 グローバル超一流企業として君臨するサムスン電子は、今や韓国だけの企業ではない。超国籍企業サムスン電子は、世界の人々にどんな姿に映っているのだろうか。サムスン電子で働く労働者は、サムスンに対してどう思っているのだろうか。特にサムスン電子の主要生産基地に浮上したアジア地域の労働者の暮らしと労働の現実はどうなっているのだろうか。この質問の答えを得るために、ハンギョレはベトナム、インド、インドネシアのアジア3カ国9都市を訪ねた。2万キロ余り、地球半周分を巡って136人のサムスン電子労働者に直接会って質問調査した。国際労働団体がサムスン電子の労働条件に関する報告書を発刊したことはあるが、報道機関としては韓国内外をあわせて最初の試みだ。10人の労働者に深層インタビューし、20人余りの国際経営・労働専門家にも会った。70日にわたるグローバル・サムスン追跡記は、私たちが漠然とは察しながらも、しっかり見ようとしなかった不都合な真実を暴く。

真実に向き合うことは、そのときは苦痛かもしれないが、グローバル企業としてサムスンがブランド価値を高めるためには避けられない過程だと判断する。5回に分けてグローバル超一流企業サムスン電子の持続可能性を尋ねる。
 「問題社員(MJ)の一挙手一投足を監視」 「労組設立時に主導者解雇、御用労組作り勢力拡散防止」 「家庭の事情(離婚),金銭問題などあらゆる方法動員し目標達成」

 サムスンが作成した「労使管理基本指針」(1989)と「Sグループ労使戦略」(2012)「組織安定化方案」(2014)文書などで明らかになった労組破壊戦略の一部だ。サムスンは、韓国で査察、尾行、暴行、脅迫、解雇などあらゆる違法な手を動員し「無労組経営」の原則を守ってきた。海外工場も例外ではなかった。サムスンの労組破壊形態は、この企業が進出した所ならば、どこでも決まって現れた。そして、絶えず破裂音を出していた。

 ハンギョレは今年4月から、サムスン電子の海外工場における労働組合の設立および活動の自由、すなわち“結社の自由”が保障されているかの実態を取材した。

問題社員洗い出し、ソーシャルメディアまで統制
(リンク先に続きあり)