AIが初勝利、ナス収穫の予想 高知、研究員と3度目対決

 ナスの収穫量を予測する人工知能(AI)の精度を上げようと、27日、
高知県農業技術センターで、同センター研究員とAIのどちらの予想が実際の
収穫果数に近いかを比べる対決イベントが開かれた。3月と5月に続く3回目の
今回、初めてAIが実測値に近い予想を出し研究員に勝った。
落花数を学習させて精度を高めたという。

 イベントは、同センターで育てているナス4株の2週間後の収穫果数をAIと
研究員が予想し、実測値と比較した。東京大の研究室が昨年秋に開発したAIは
2016年9月からのハウス内の温度や湿度、ナスの花数や実数などのデータを学習。
研究員は3年間の栽培経験で予測した。


一般社団法人共同通信社(2019/6/27 20:43、6/27 21:48 updated)
https://this.kiji.is/516938880166429793?c=39546741839462401

AIを開発した崔鐘文さん(左)と高知県農業技術センターの研究員
=27日午後、高知県南国市
https://nordot-res.cloudinary.com/t_size_l/ch/images/516958598328829025/origin_1.jpg