0001みつを ★
2019/06/28(金) 23:34:19.11ID:xOKV4XQc9G20大阪サミット開幕 首脳らが集結、貿易・経済めぐり議論
2019/06/28
世界経済の先行きに広がる懸念を払拭することができるのか。G20大阪サミットが開幕しました。
「ただいまからG20大阪サミットを開会いたします。大阪から世界に新しいメッセージを発信していきましょう」(安倍首相)
会議の冒頭、安倍総理は「今こそ自由・公正・無差別な貿易体制を維持・強化するための強いメッセージを打ち出さなければならない」と呼びかけました。焦点は、貿易摩擦が激化するアメリカと中国の動向です。デジタル経済に関する会議では、安倍総理の両側にトランプ大統領と習近平国家主席が座りました。
「それぞれ国の自主管理の権利を尊重しなければならない」(習近平国家主席)
「デジタル経済でのアメリカの成功は、データの自由な流れがあってこそだ」(トランプ大統領)
自分たちの立場を主張する2人の首脳の間で少し窮屈そうな安倍総理・・・。
一方、青空の下で笑顔を見せたのは、安倍昭恵総理夫人。池の鯉に餌をあたえるなど、日本の文化をアピールし、穏やかな雰囲気のもと各国首脳のパートナーと交流しました。
議長を務める安倍総理も精力的に動いています。元徴用工の訴訟問題などをめぐり関係悪化が続く、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領を出迎えて、しっかりと握手。ただ、注目された日韓の首脳会談は見送られることになりました。
健康不安がささやかれるドイツのメルケル首相とは19回目の首脳会談。自由貿易の推進のため協力していくことで合意しました。
最も注目を浴びたのはやはりこの人との会談。3か月連続の日米首脳会談です。
「短期間にこれだけ頻繁に日米の首脳の往来があることは、強固な日米同盟の証であろう」(安倍首相)
「貿易・軍事について、また防衛装備品の購入について協議していきたい」(トランプ大統領)
緊張感が高まっているイラン情勢や北朝鮮情勢について意見交換したほか、日米の貿易交渉をめぐっても協議したということです。サミットに先立ちトランプ大統領は“日米安全保障条約は不公平だ”などと不満を示していました。しかし、日本政府関係者によると、28日の会談でこの発言について議論することはなかったということです。
28日の会議では多くの参加国から「貿易の緊張の高まり」に対する懸念が表明され、世界貿易機関(WTO)の改革が必要だという認識で各国が一致しました。議長国・日本の力量が試されています。