条例で禁止されている小学校から200メートル以内に暴力団の事務所を構えたとして水戸市の暴力団の会長ら2人が県の暴力団排除条例違反の疑いで警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、いずれも六代目山口組系暴力団で、会長の冨田洋容疑者(41)と幹部の井出将司容疑者(42)の2人です。
警察によりますと、県の条例では学校などの200メートル以内に暴力団事務所を開設することが禁止されていますが、冨田会長らは水戸市で平成28年1月ごろ、小学校の敷地からおよそ150メートルの場所に事務所を構えたとして県の暴力団排除条例違反の疑いが持たれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、この条例を適用したのは施行された平成23年4月以降、初めてだということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

07月04日 06時59分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190704/1070006636.html