今月10日から始まる「部落差別をなくする運動」強調旬間にあわせて3日、室戸市で地元の子どもたちなどが参加して、人権の大切さを呼びかけるパレードが行われました。

室戸市役所で行われたパレードの出発式には、市の職員や、市内の民生委員など150人余りが参加し、久保寛人副市長が「人権尊重への皆さんのご理解とご協力をお願いします」とあいさつしました。

このあと市役所の玄関前で、むろと保育園の園児20人による太鼓などの楽器を使った演奏が行われました。

そして民生委員など大人たちによるパレードがスタートし、室戸市の中心部をおよそ1キロに渡って練り歩きました。

パレードでは「そだてようやさしい心とおもいやり」や、「HIVやハンセン病患者への偏見をなくしましょう」などと書かれたチラシなど300枚あまりを配りながら、道行く人に人権の大切さを呼びかけていました。

参加した園児は「けんかをしないで、みんなと仲よく遊びます」と話していました。

07月03日 16時18分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190703/8010005508.html