参院選受け付け終了 選挙区215人、比例代表155人が届け出
7/4(木) 17:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000054-mai-pol

 第25回参院選が4日、公示され、選挙区215人、比例代表155人の計370人が立候補を届け出た。今回の改選数は、定数が6増になることに伴い、3増の124議席(選挙区74議席、比例50議席)。選挙戦では2012年12月に発足した第2次安倍内閣以来、6年半にわたる長期政権の評価が問われる。投開票は21日。

 比例代表に届け出たのは、届け出順に▽共産党(名簿登載者数26人)▽自民党(同33人)▽オリーブの木(同4人)▽社民党(同4人)▽公明党(同17人)▽国民民主党(同14人)▽日本維新の会(同14人)▽幸福実現党(同3人)▽立憲民主党(同22人)▽労働の解放をめざす労働者党(同4人)▽NHKから国民を守る党(同4人)▽安楽死制度を考える会(同1人)▽れいわ新選組(同9人)。

 与党が勝利すれば、安倍晋三首相の通算在職日数は11月に桂太郎首相(1901〜06、08〜11、12〜13年)の2886日を超えて憲政史上最長となる可能性が高い。また、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な3分の2(164議席)を維持するかが焦点。夫婦の老後資金が公的年金以外で「30年間で2000万円必要」とした金融庁の金融審議会の報告書に端を発する年金問題や、10月の消費税10%への引き上げなども争点になる。