0001記憶たどり。 ★
2019/07/07(日) 08:34:45.47ID:Mnvtb4aH9公示された参院選では政党や政治団体が、年金や憲法改正などの主要な争点の他に独自の公約を掲げている。
「花粉症ゼロ」「ブラック校則禁止」といった生活に身近なテーマから、「孤独担当相」「立候補休暇制度」などの
創設を掲げるところも。各党が描く未来は実現するのか――。
「孤独担当大臣を置き、誰一人として、孤独にしない!」と公約パンフレットに明記したのは国民民主党。
孤独担当相は引きこもりや独居高齢者対策に加え、いじめやハラスメントなど孤独を招く問題に当たるという。
10人に1人が孤独を感じているとされる英国でも孤独担当相が設置されている。同党は「家族がいても悩みを抱えて孤立する人もいる。
さまざまな孤独に対応したい」と訴える。
「花粉症ゼロ社会」を目指すのは自民党。「生活に密着した政策」として、スギの花粉症対策を取った苗木への植え替えを進めるという。
公明党は、無人兵器が敵味方を自動判別して攻撃する「自律型致死兵器システム(LAWS)」の開発規制を盛り込んだ。
「実戦配備・拡散される事態になれば倫理上の観点から看過できない」としている。
選挙制度に関しては、立憲民主党が「立候補休暇制度」の創設を提案した。選挙期間前後に候補者が長期休暇を取得できる制度で、
「議員の成り手不足の解決に向けた取り組み」と説明する。日本維新の会も「首相公選制」や「1院制」などの公約を提示している。
共産党は「図書館政策」を掲げ、予算増額や館員の雇用安定を打ち出した。「知の殿堂である図書館を大事にしたい」という。
他にも「アイヌ民族の権利保護」や「ブラック校則の禁止」などを盛り込んだ。社民党は、育休の一部を父親に割り当てるパパ・クオータ制を提示。
政治団体「れいわ新選組」は奨学金の返済を免除する「奨学金徳政令」を掲げている。
独自色の強い公約について早稲田大学マニフェスト研究所の中村健事務局長は「具体的な数値目標が書かれているかがポイントになる。
メディアなどで各党の訴えを見て実現に向けた本気度も確認した方がいい」と指摘している。
◇主な政党、政治団体の独自公約◇
<自民>
・花粉症ゼロ社会を目指す
・若者が行政を経験できる「日本版ホワイトハウスフェロー」
<立憲>
・立候補休暇制度の創設
・手話言語法・情報コミュニケーション法制定
<国民>
・孤独担当相を置く
・Wi―Fi整備でギガ不足解消
<公明>
・夜間でも外国語でも楽しめるエンターテインメントの充実
・自律型致死兵器システム(LAWS)の開発規制
<共産>
・頭髪染め強要などの「ブラック校則」禁止
・アイヌ民族の権利保護
<維新>
・究極的には1院制、首相公選制を目指す
<社民>
・育休を父親に割り当てるパパ・クオータ制導入
<れいわ新選組>
・奨学金徳政令