奈良県警鑑識課長の50歳代の警視が先月、酒に酔った状態で橿原市の自宅近くの畑からトウモロコシ1本を盗んだ疑いで、事情を聞かれていたことが、県警への取材でわかった。

 警視はそれ以降、仕事を休んでおり、県警は処分を検討している。

 県警監察課によると、警視は6月下旬に自宅近くの畑からトウモロコシ1本を盗んだ疑いが持たれている。近所の男性が目撃し、声をかけたところ、立ち去ろうとしたため、110番した。当初、容疑を否認していたが、その後、盗んだことを認めたという。

 警視は調べに対して、反省の態度を示しているという。当時、酒を飲んで帰宅後、近くにある自身の畑を見に出掛けていたという。今年3月末、留置管理課長から鑑識課長に異動した。

2019年7月7日 19時14分
読売新聞オンライン
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