JRがANA機内で限定パス販売
07月08日 06時47分

JR九州は全日空と連携し、ラグビーのワールドカップの期間にあわせて訪れる外国人旅行者を対象に、九州の北部で特急などが乗り放題になるパスを、旅客機の機内で限定販売することになりました。

JR九州が全日空と連携して企画したパスは、ことし9月1日から10月31日までの間、羽田空港から福岡・大分・熊本の各空港に向かう全日空の旅客機の機内で、外国人旅行者に限って販売されます。

博多=熊本間の九州新幹線をはじめ、九州の北部を走る特急や普通列車が、3日間または5日間乗り放題となります。

同じようなパスは、JRの駅などのほか、LCC=格安航空会社の機内でも販売されていますが、今回のパスは、さらに価格を抑えるということです。

9月に開幕するラグビーのワールドカップでは、ふだん九州への旅行者が多いアジアからに加えて、ラグビー人気の高いヨーロッパなどからも多くの観客が訪れると見込まれ、こうした人たちの観光需要を掘り起こす狙いがあります。

JR九州は、来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けても、同様のパスを販売できないか全日空と検討を進めたいとしていて、東京圏を訪れる外国人旅行者の呼び込みに力を入れることにしています。

07月08日 06時47分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190708/5000005677.html