【ソウル時事】安倍晋三首相が韓国向け半導体材料の輸出管理強化の理由に関し、「不適切な事案があった」などと語ったことについて、韓国の李洛淵首相は9日、国会答弁で「事実と合わず、非常に危険な要素を内包している」と述べた。韓国が輸入品を北朝鮮に横流ししているという見方があることを念頭に、日本側を批判した形だ。

李氏は「安倍首相がどのような意図や根拠に基づいて発言したのか、政府レベルで(日本政府に)抗議するとともに、質問した。まだ答えが来ていない」と説明した。

2019年07月09日20時04分 時事ドットコム
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