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夜尿症治療を始めた男の子 でも改善せず母とイライラ
有料記事
松本千聖
2019年7月9日10時0分

患者を生きる・眠る「夜尿症」(2)

 毎晩のおねしょ(夜尿(やにょう))が続いていた東京都の男の子(12)は小学2年のとき、順天堂大医学部付属練馬病院(東京都)を受診し、夜尿症と診断された。膀胱(ぼうこう)にためられる尿が少ないとわかり、治療に取り組むことにした。

 「まずは、夜尿の様子を記録しましょう」。男の子の母は、主治医の大友義之さん(56)から記録用紙を渡された。
 夜中に起きてトイレに行けたと…
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