https://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20190711/GE000000000000028617.shtml

職質振り切り逃げた車か…大阪で発見の車は運転席に“ピンク色の粉”
更新:2019/07/11 17:20

 7月10日夜、和歌山市の駐車場で職務質問をしようとした警察官の制止を振り切り男が車で逃走した事件で、男が乗っていたとみられる車が11日朝、大阪府岬町の住宅街で見つかりました。

 10日午後7時ごろ、和歌山市の古本販売店の駐車場で、警察が大阪市西成区で盗難届が出ているナンバープレートの付いた乗用車を発見しました。職務質問をしようとしたところ、男が車を急発進させ、前をふさいでいた捜査車両に衝突し、制止しようとした警察官を振り切って逃走。警察官3人が軽傷を負いました。

 警察によりますと、車が発見されたのは和歌山市に隣接し現場から北へ約10km離れた大阪府岬町深日(ふけ)の住宅街の路上です。11日午前7時ごろ、逃走した車と特徴が一致した車が乗り捨てられているのが見つかったということです。

 「昨日(10日)の午後7時40分くらいに車が止まったのを確認したんです。運転席のガラスが割れた状態っていうか、ナンバーはないですし。(Q運転してた人は?)昨日の夜ちょっとちらっと見た。全然急ぐ様子もなく。」(目撃した男性)

 警察によりますと、車の運転席には消火剤のようなピンク色の粉がまかれていたということです。男は身長170〜175cmで30歳ぐらい、髪は短く白色のズボンと白色の長袖シャツを着ていたということで、警察が公務執行妨害の疑いで逃げた男の行方を追っています。