何も持たずにあたかもギターを演奏しているかのようなパフォーマンスを披露する「エアギター」の全国大会が14日、鹿児島市で開かれ、出場した人たちが会場を沸かせました。

エアギターの全国大会は各地の予選大会を勝ち抜いた13人が出場し、鹿児島市の会場には大勢の買い物客らが集まりました。

エアギターは、何も持っていないのにあたかもギターを弾いているように見せるパフォーマンスで、出場者たちは音楽に合わせて、激しく体を動かしたり、観客に手拍子を求めたりして会場を沸かせました。

審査の結果、宮城県の高校3年生、門田亭笑勝さんが優勝し、来月23日にフィンランドで開かれる世界大会の出場権を獲得しました。

門田亭笑勝さんは、おととしの大会でも優勝し、世界大会で3位に入賞した実力者で、今回はゴリラの格好で登場し、激しくコミカルな動きを披露し観客を魅了しました。

門田亭笑勝さんは「ことばの壁を越えて誰でも楽しむことができるのがエアギターの魅力です。鹿児島の人にもたくさん応援してもらったので世界大会で優勝して恩返しがしたい」と話していました。

2019年7月14日 20時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190714/k10011993261000.html