国の研究機関
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/326-atl.html

>成人T細胞白血病(ATL)は、幼少時に母乳を介し母親から感染した
human T‐lymphotropic virus type 1(HTLV‐1)キャリアにのみ発症する。
ATLはHTLV‐ 1キャリアに5〜10%の頻度で発症し、2年以内にほとんど死亡する。
全国のキャリア数は約100 万人、ATL 発症数は年間約700 例といわれる。
 ATLの治療は依然としてはかばかしくなく、
ATL の予防には感染予防が最善の方法と思われる。

沖縄、鹿児島、宮崎、長崎各県のキャリア率は約5%で、
世界的にみても最もHTLV‐1地域集積性が強い。
これらの人口は日本全国の約4.6%である が、国内キャリアの1/3 を占める。
人口比約1%(約150 万人)の長崎県では、全国平均の10 倍、年間約70 例の発症と死亡が確認され、
他のすべての白血病とリンパ腫の合計に匹敵する。
大都市ではキャリアの多くは高浸淫地出身者の子孫で、
そこでの率は低いが絶対 数は全国の約半数である。


長崎は原爆の所為で婚姻差別されたっていうけど、こっちも関係あるんじゃないの?