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 天皇の即位を受けて11月に行われる皇室の重要儀式「大嘗祭」に供えられる調度品「麁服(あらたえ)」の材料、
大麻を刈り取る「抜麻式(ばつましき)」が15日、徳島県美馬市の「三木家」の畑で行われた。

 式には、麁服の大麻を代々栽培する三木家の28代当主信夫氏(82)やNPO法人「あらたえ」の関係者ら約40人が出席し、
白装束姿のメンバー3人が畑に青々と育った高さ約3メートルの麻を収穫。
午後には、消毒のために大麻を湯に通す「初蒸(はつじょう)式」が行われた。

 同法人の西正二理事長(77)は
「大きな病虫害や事故もなく終わり一安心。まだ工程は残っているので、適切に管理して立派な糸を作りたい」と話した。

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