とはいってもさ、

「(多少状態にブレがあるにしても)平均程度の知能や精神の持ち主が、就職や家庭事情といった悪条件が重なれば大量殺人犯に変貌するかもしれない」なんて、平和な世界で生きる多くの人たちは考えたくもないし、
ましてや「分析」や「処置・対策の検討」なんてやりたくもないだろう。

だから、「彼は(悪い意味で)特殊な人間だった」「彼は社会の例外だ」というレッテルを貼って安心したくてたまらないんだろう。