韓国軍「北朝鮮が日本海に向け2発の飛しょう体発射」
2019年7月25日 6時26分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190725/k10012007641000.html

韓国軍合同参謀本部は、25日朝早く、北朝鮮が東部のウォンサン(元山)付近から日本海に向けて2発の飛しょう体を発射し、およそ430キロ飛行したと発表しました。韓国軍は追加の発射に備えて警戒監視を続けるとともに、詳しい分析を急いでいます。
韓国軍合同参謀本部の発表によりますと、北朝鮮は25日午前5時34分ごろと5時57分ごろの2回、東部のウォンサン付近から日本海に向けて合わせて2発の飛しょう体を発射し、およそ430キロ飛行したということです。

北朝鮮はことし5月4日にもウォンサンから東に向けて複数の短距離の飛しょう体を発射したほか、5月9日には北西部から日本海に向けて複数の短距離弾道ミサイルを発射し、この時は最大で420キロ飛行していました。

韓国軍は追加の発射に備えて警戒監視を続けるとともに、詳しい分析を急いでいます。

北朝鮮を巡ってはアメリカのトランプ大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が先月、南北の軍事境界線のパンムンジョム(板門店)で3回目の首脳会談を行い、停滞している非核化協議を再開させることで一致していました。
防衛省「日本に直接の影響なし」
防衛省によりますと、今回の発射について、日本の領域や排他的経済水域への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、日本への直接の影響は確認されていないということです。

防衛省は北朝鮮の意図を分析するとともに、引き続き警戒と監視にあたっています。
防衛省幹部「わが国への飛来はないとみられる」
防衛省幹部は、NHKの取材に対し、「詳細は情報収集中だが、今のところ、わが国の領域への飛しょう体の飛来はないとみられる」と話しています。

また、別の防衛省幹部は、「今のところ、日本の排他的経済水域に
落下したという情報は無い。北朝鮮が、どのような種類の飛しょう体を発射したのかなどについては、分析中だ」と話しています。
内閣官房「直ちに影響与えるような事態は確認されず」
内閣官房は、「わが国の領域や排他的経済水域への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、現時点で、わが国の安全保障に直ちに影響を与えるような事態は確認されていない」としています。

★1:2019/07/25(木) 06:41:40.31
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【速報】韓国「北朝鮮が飛しょう体発射」2019年7月25日 6時26分
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