緒方監督が野間を叩き厳重注意

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20190725/4000005012.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

カープの緒方孝市監督が先月、試合後に走塁を巡って野間峻祥選手を叱責した際、
複数回平手でたたいたとして、球団は緒方監督を厳重注意としました。

球団によりますと、緒方監督が野間選手をたたいた6月30日に横浜スタジアムで行われたDeNAとの試合後です。
この試合、0対0で迎えた延長11回、ワンアウトランナーなしの場面で
野間峻祥選手がピッチャーフライを打ち上げました。
しかし、相手ピッチャーがキャッチできず野間選手はボールがフェアグラウンドに落ちたあとに
全力疾走を始めましたが、ピッチャーゴロに倒れました。

試合は2対2の引き分けに終わり試合後、緒方監督は野間選手を監督室に呼び出し、
走塁が怠慢だったと叱責し、平手で複数回たたいたと言うことです。
野間選手にケガはありませんでした。

内部から球団幹部に報告があり、緒方監督と野間選手の双方を調査したところ、
事実であることが分かり、球団は7月15日に緒方監督を厳重注意し、
NPB=日本野球機構にも報告しました。
また緒方監督はこの日、野間選手を含む選手やコーチ、スタッフなどの前で謝罪をしたということです。

球団によりますと、緒方監督や昨夜の試合後、
「深く反省しています。こういうことで選手がプレーに集中できない環境をつくって申し訳ない」
と述べました。
また野間選手は調査の際
「監督の気持ちは理解している。問題を大きくしてほしくない」
という趣旨の話をしているということです。

鈴木清明球団本部長は
「手をあげるのはいかなる理由があっても許されない。首脳陣と選手の間だけでなく、
選手どうしでもこういうことが起きないよう再発防止を厳命した」
と話しています。

07/25 09:27