https://jp.reuters.com/article/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E4%B8%AD%E9%8A%80-%E5%B8%82%E5%A0%B4%E4%BB%8B%E5%85%A5%E5%86%8D%E9%96%8B%E3%81%8B%E3%80%80%EF%BC%A5%EF%BC%A3%EF%BC%A2%E7%B7%A9%E5%92%8C%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%9F%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E9%AB%98%E6%8A%91%E5%88%B6-idJPL4N24U3D5

東京外為市場ニュース
2019年7月29日 / 16:44 / 4時間前更新
スイス中銀、市場介入再開か ECB緩和観測受けたフラン高抑制
Reuters Staff
[チューリヒ 29日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)が29日に公表したサイト・デポジット(市中銀行が中銀に預ける要求払い預金、当座預金)に関する統計で、中銀がスイスフラン相場の上昇抑制に向け 外国為替市場への介入を再開した公算が大きいことが分かった。

中銀の統計によると、7月24日までの週のサイト・デポジットは17億フラン増加し、5811億8900万フラン(5865億3000万ドル)と過去最高を更新した。当該週はスイスフランが対ユーロで1.10フランを超え、2017年7月以来の高値を更新した。

サイト・デポジットの増加について中銀はコメントしていないが、クレディ・スイスのエコノミスト、マクシム・ボッタロン氏は「前週の増加は、週間ベースの増加としては17年5月以来の大きさだった。これは中銀が外為市場に介入したことを明らかに示している」と指摘。欧州中央銀行(ECB)による一段の緩和観測の高まりを受けスイスフラン相場が上昇したことで、中銀は介入を再開したとの見方を示した。
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