ロープ巻いたジンベエザメ救う

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190730/5090007227.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

29日、竹富町の西表島の沖合で、ロープが巻きついたジンベエザメが見つかり、
その後、ダイバーらが協力してロープを切断し、ジンベエザメを助けました。

29日午前、西表島東部の野原崎の沖合の水深20メートルほどの所で、
ロープが巻きついたジンベエザメが泳いでいるのを地元のダイバー、大工泰幸さんが見つけました。
大工さんによりますと、ジンベエザメは体長7メートルほどで、頭部と胸びれの間に
直径8センチほどの漁業用とみられるロープが巻きついていて、一部は体に食い込んでいたということです。

大工さんはいったん、海からあがって船に積んでいたのこぎりを持ち出したあと、
再び海へ潜り、近くにいたダイバー仲間とともにジンベエザメに寄り添うように泳いで、
交代しながらロープの切断を試みました。
そして、最後は仲間がロープを切ることに成功し、ジンベエザメを助けました。

大工さんは「ジンベエザメを見たときに『助けて欲しい』と寄ってきたように見えた。
ダイバーとして生物に貢献できる機会はないと思っていたが、今回、助けることができよかった」
と話していました。

最後にロープを切断した屋良部守明さんは
「大工さんがある程度ロープを切ってくれていたのですぐに切ることができた。
泳ぎづらそうに見えたので、楽になってよかった」と話していました。

07/30 15:44