0001ごまカンパチ ★
2019/08/01(木) 03:39:28.13ID:bfUW1mNK9米中両政府は31日、中国・上海で前日から続けてきた閣僚級による通商協議を終えた。
厳しい意見対立が続く中、貿易戦争収束に向けた大きな前進はなかった模様だ。
中国国営中央テレビは次回協議を9月に米国で行うと報じたが、交渉の長期化は避けられない状況だ。
約3カ月ぶりとなる協議には、米国からライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官が出席。
中国側は劉鶴副首相が交渉責任者を務めた。
中国側は米国産農産物の購入拡大など「実績」をアピールし、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国の禁輸措置の
早期緩和などを求めたとみられる。
一方、米国側も中国の産業補助金の廃止など厳しい要求を突きつけており、双方が納得する合意点は見通せないままだ。
米中は年明けから貿易戦争打開に向けた通商協議を続けてきたが、5月会合で事実上、決裂。制裁・報復措置の応酬に突入した。
6月末の首脳会談で貿易戦争を「一時休戦」し、通商協議を再開することで合意したものの、米中の溝は依然として埋まっていない。
米国はいら立ちを強めている。
トランプ大統領は30日、ホワイトハウスで記者団に
「彼らはいつも最後に合意内容を変えてしまう」と中国の交渉姿勢に不快感を示した。
さらに
「通商協議の最大の問題は、中国側が大統領選で私が敗れ、民主党候補の誰かと取引することを願っていることだ」と指摘し、
中国が意図的に交渉を遅らせているとの見方を示した。
自身のツイッターでも「私が再選すれば交渉ははるかに困難になる」とクギを刺した。
これに対し、中国外務省の華春瑩・報道局長は31日の定例記者会見で
「米国が極限まで圧力をかけても意味がない。示すべきは誠意だ」と反論。
中国メディアもトランプ氏の強硬姿勢に反発を強めており、米中の歩み寄りは当面、見込みにくい状況だ。