>>404
想定するのは自由だが全然状況が違う。
植松は老人ホームは襲わない。
彼は「意志疎通が出来ない者は人ではない」という線を引いている。

>>411
かなり無理ゲーだが、今後は防がなければならないのも事実で、
それに向かって知恵を出せ、というのはその通り。

テロ攻撃されるのを前提として防御する場合、
第一防衛ラインは「建物」ではなくて「情報」だ。具体的には内部の見取り図になる。
戦国時代に忍者が活躍したのも密書=城の見取り図を盗み出せ、ということであり、
攻撃する場合に内部構造が分からないのではどうしようもないからだ。
ビンラディン襲撃の際にもSealsは数週間掛けて実物大モデルで訓練をやってから臨んでいる。

この点でNHKが最初から見取り図を持っていたというのは大問題だ。
それと同様の物を青葉が入手していた可能性も否定出来ない。
今回螺旋階段付近が火元なのは本当に偶然なのか?ということ。
テロリストが見取り図を持っていたとして、当然だが目的に一番適した場所を選ぶ。

京アニの建物は1Fの反対側に出入り口(勝手口)がない。
螺旋階段は入り口付近にあり、そこを潰せば1Fの人員は出口を失う。
そして2F、3Fも煙にいぶせる。
他の所、例えば1F奥のサーバー室を焼いてもサーバーしか焼けないし、奥まで突き進む必要がある。
螺旋階段の代わりに通常階段を焼いても、螺旋階段〜出口という避難経路が確保出来てしまう。
1ヶ所を攻撃して全員を殺すつもりなら(後知恵ではあるが)螺旋階段が妥当だ。
内部に入ってすぐにあるし、襲撃を妨害される可能性も低い。
プロテロリストなら今回青葉が付いた弱点を突く。
逆に言えば青葉はプロテロリスト並みだった、ということになる。

この意味では植松は内部者であり、第一防衛ラインの「情報」が全く機能しないという意味で全然違う。
そしてそもそも何故NHKが見取り図なんて持っていたのかも、かなり疑問ではある。
通常の来客対応なら(事務所内の会話が漏れるのもマズいので)
来客対応出来る会議室(通常は出入り口付近)に通してそこで足止め、後は社員が随時必要な人員を会議室に連れてくる。
だから部外者が内部の見取り図なんて持つ必要がないし、実際持ってないし、あってはいけない。
NHKが持っている時点でかなり異常で、襲撃の第一段階は終了している、と言える。
そしてそれを垂れ流しているようならNHKが襲撃に加担したも同然ではある。

だからまず考えるのは、どこから見取り図が漏れたか、だと思うよ。

襲撃に対して強化するなら当然だが2方向避難、
つまり勝手口+外部非常階段が北側(出口と反対側)にあるか、
或いは通常階段の1F部分に勝手口が付いていて通常階段だけ生きていれば外まで出られるとかだと全然違う。
実際、お前らが今の知識で見取り図ももらったとして、そこに出口があれば1ヶ所の襲撃では無理だと思うでしょ。
そして実際、青葉は全量を初回に使ってないのだから、おそらくは第2次攻撃を想定していたんだと思う。
それがどういう作戦なのかは分からないけども。