問題は、愛知県と文化庁が外交ルールに反する韓国政府を支持すると表明してるから!
http://agora-web.jp/archives/2040730.html
芸術監督の津田大介が記者会見で
「 行政が展覧会の内容に介入するのは憲法21条で禁止された検閲にあたる 」
と主張したのは誤りである。
今回の展示物は個人が他の場所で発表するのは自由だからだ。

問題はそこではない。

この少女像は、日韓の外交問題になった慰安婦像と同じものだ。
これに対して日本政府は撤去を求めたが、
韓国の国内には100体以上が設置され、海外にも8ヶ所で設置された。

日本では2012年に東京都美術館に展示しようとして拒否された。
国内に公的に展示されたのは、今回が初めてだ。

それが何を意味するのか、津田はわかっているのだろうか?

2015年の 「 慰安婦合意 」 で朴槿恵政権は慰安婦像の撤去に同意し、
この合意に従って安倍政権は10億円を財団に拠出したが、
韓国政府は合意を履行しないまま財団を解散してしまった。

慰安婦問題の延長で出てきたのが 「 徴用工 」 問題である。
日本が慰安婦で譲歩したため、韓国は要求をエスカレートさせ、
日韓請求権協定を無視して日本企業の資産を没収する判決まで出した。

このタイミングで日韓紛争の原因の慰安婦像を日本の公的空間に展示することは、
主催者たる愛知県 ( および補助金を出した文化庁 ) が、
外交ルールに違反してきた韓国政府を支持すると表明するに等しい。

少女像は表現の自由の問題ではなく、日韓の外交問題なのだ。
愛知県が韓国政府のプロパガンダに利用される展示を中止するのは当然である。
津田が展示したければ、自宅でもどこでも展示すればいい。
そういう表現の自由は ( 韓国と違って ) 日本にはある。

 
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