トランプ氏、イラン外相にホワイトハウス訪問を打診していた 米誌報道
AFP 2019年8月4日 11:42 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
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米オハイオ州シンシナティで行われた選挙集会で、演説するドナルド・トランプ大統領(2019年8月1日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB / AFP
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米ニューヨークのシンクタンク「外交問題評議会」で演説するイランのモハンマドジャバド・ザリフ外相(2018年4月23日撮影、資料写真)。(c)Don EMMERT / AFP
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【8月4日 AFP】米誌ニューヨーカー(The New Yorker)は2日、米イラン間の緊張がピークにあった先月、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がイラン外相にホワイトハウス(White House)への招待を打診していたと報じた。

 ニューヨーカーが米国筋とイラン筋、さらに「信頼できる外交筋」の話として報じたところによると、トランプ氏の許可を得て数週間前からこの件で動いていたランド・ポール(Rand Paul)上院議員は先月15日、ニューヨークでイランのモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相と面会。核をめぐる米イラン間の緊張を終わらせ、トランプ氏の懸念を取り除く打開策の案を語ったザリフ外相に、ホワイトハウスに行ってトランプ氏に直接その案を話してはどうかと打診したという。

 ザリフ氏は、ホワイトハウスへの招待を受け入れるか否かを判断するのはイラン政府だと述べ、ザリフ氏からこの件について伝えられたイラン政府は、今回は招待を断ることにしたという。

 AFPはホワイトハウスと米国務省に本件に関するコメントを求めたが、どちらからも回答は得られなかった。ザリフ外相はニューヨーカーに対し、写真撮影を1回行い、直後に2ページの声明を出すためだけにホワイトハウスで会談を行うつもりはないと述べた。

 トランプ氏はイランについて、中東の安全保障と米国の国益を脅かす無能で危険な腐敗した政権だと非難する一方、対話の用意があると複数回にわたって表明している。(c)AFP


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