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アジアに米ミサイル配備なら対抗=INF条約失効でロシア高官
2019年08月05日20時42分

 【モスクワ時事】ロシアのリャプコフ外務次官は5日、エスパー米国防長官が中距離核戦力(INF)全廃条約の失効を受け、アジアに新型の中距離ミサイルを早期に配備したいという考えを示したことに関し、米国が実行に移せば「しかるべき措置を取る」と強く警告した。モスクワでの記者会見で語った。

 リャプコフ氏は、ロシアが対抗してアジアにミサイルを置く可能性について「米国がどこに配備するか次第だ」と説明。「われわれは(状況を)非常に注意深く分析していく」と述べた。