8/8(木) 18:37配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00000110-jij-eurp
 【ローマAFP時事】観光客への視線が厳しくなっているイタリアでこの夏、ローマの観光名所「スペイン階段」で座った観光客には最高400ユーロ(約4万8000円)の罰金が科される恐れがある。

 市議会が夏の初め「座ったり野宿したり」する行為を禁止しており、今週に入り階段で座っている観光客に立つよう指示する警官の姿が確認され始めた。

 スペイン階段は、オードリー・ヘプバーン主演の映画「ローマの休日」(1953年)で世界的に有名になった。しかし、心ない観光客がガムをなすり付け、ワインやコーヒーの染みを付けて汚し、2016年に150万ユーロ(約1億8000万円)をかけ大掃除したばかり。今回の禁止対象には、半裸で歩いたり、車輪付きスーツケースを引きずって階段を下りたりする行為も含まれる。